ほっとハウスでは、正午になると一緒にお昼ご飯を頂きます。
午前10時30分までに申し込み、350円を支払えば、誰でも手作りランチを頂くことができます。
食事も自由参加ですから、家や外食で済ませる人や、弁当を持参する人も居ます。
大勢の人が集まる中で食事するのが苦痛で、時間を遅らせたり別の部屋で食事する人も居ます。
そして中には、邪魔にならないところで自分で食事を作って食べている猛者(?)も居たりします。
今回は、とうがらしハウスの一室で飯盒炊爨に挑戦するお話です。
以前は本当に飯盒でご飯を炊いていたのですが、一人分を炊くには大きすぎるので、最近はもっぱらメスティンでご飯を炊いています。
試しに米1合を炊いてみたら、蓋がはち切れんばかりの出来上がりぶりだったので、普段は半合を目安に炊くようにしています。
…飯盒だけに(ry ヘ(_ヘ)☆\(--; バキ
米の量も適当。
水の量も米の倍を目安にやっぱり適当。 なので時間も適当になります。 心持ち多めに水を入れて、火にかける前に30分程度しっかりと水を吸わせることを怠らなければ、まずは失敗しないようです。 最初は強火で、沸騰したら弱火で、コトコト10分以上火にかけます。 蓋は決して開けてはならないので、頼りは「音」だけです。 沸騰したら「ぐつぐつ」という音がして蒸気が漏れてくるので、弱火にします。 水の量が減ってくると「ぶつぶつ」という音に変わるので、蒸気で蓋が開かないように気をつけながら、音の変化に気を配ります。 中の水がなくなってくると「じりじり」という音に変わります。 ここからが勝負。 早すぎると粥みたくなりますし、遅すぎると焦げ付いてしまいます。 水を吸いきって音がしなくなった瞬間に火から下ろします。
火からおろしたら、15分程度蒸らします。 余熱を利用して、レトルトカレーを温めます。 慣れてくると、これが随分と安全確実なのですね。 多少水が残っていても、蒸らしの間に残った水を吸いきってくれます。 最悪、お粥みたくなってしまっても、少なくとも食べる分には問題ありません。 量や時間が適当でも、音だけしっかり聞いていればちゃんとご飯が炊けるのですから、ご飯を炊くことを発明した人は本当に偉大だと思います。 先人の知恵に感謝です。(ー人ー)
無洗米を水に浸すことから始めて1時間。 今回も無事にご飯が炊き上がりました。 メスティンは薄いアルミの板でできているので、空焚きすると簡単に穴があいてしまいます。 なので、最初は焦げ付かせるのが怖くて、お粥とまではいかなくとも、かなり柔らかいご飯になってしまっていました。 それでも回数を重ねるうちに度胸(?)がついてきたようです。 カレーライスにする時は、若干硬めに炊いた方が美味しいと言いますが、丁度そんな具合の出来上がりです。 まさに自画自賛。(苦笑)
カレーライスの完成です。○o..*ヾ(*′∀`*)ノ*..o○ 市販のレトルトカレーなので、あくまでもレトルトカレーなのですが、やっぱり自力で炊いたご飯は格別です。 お粥だってお焦げだってご馳走です。 いやいや、お焦げは狙って作るぐらいのご馳走なんですけどね。(笑) ごちそうさまでした。(*´ω`*)
(□か)